二輪文化ブログ
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メーカー史と「型式指定」

日本における二輪文化のひとつとして、二輪メーカーの歴史、栄枯盛衰は欠かせません。

かつて戦後復興期には200とも300ともあると言われた二輪車メーカー。

その中には「3台メーカー」「5台メーカー」などと言われ、月産3台だの、総生産台数5台だのといった超極小メーカーもたくさんあったといいます(メーカーというよりオリジナルブランド的な)。

そんな極小メーカー・ブランドのすべては追いかけきれませんが、せめて何かしらの(できれば公式の)記録が残っているものだけでもリストアップできないものかと調査しております。

「軽自動車及び原動機付自転車一覧 : 型式認定」

昨今ニュースの話題に上がっている「型式指定」。この「型式指定を取っている車両を製造している国内メーカー」というのはわかりやすい分け方の一つだと思われます。

国会図書館の資料を検索していたら、昭和35年発行の軽自動車(二輪車・三輪車・四輪車・農耕作業車)および原動機付自転車が一覧となった資料がありました。

軽自動車及び原動機付自転車一覧 : 型式認定(自治庁税務局市町村税課 編・地方財務協会) – NDLサーチ

これをみると、最古は昭和26年10月(この年に道路運送車両法が施行され車検制度がスタート)あたりなので、それ以前に終わってしまったメーカーや車両はわかりませんが、この時期に関してはかなり具体的に調査・リストアップできると思われます。

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