二輪文化ブログ
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オートバイの歴史講座

書庫(なんて立派なものではありませんが)で調べ物をしていて、ふと目に留まったので。

月刊オートバイ(モーターマガジン社)の1971年5月号で見つけた、
「1000万人のオートバイ講座」
の文字。

目次を見てみると、その筆頭に「オートバイの歴史講座」(原 系之助)という記事があります。
気になる……。

ざっと目次項目を書き出してみると、

●オートバイの歴史講座
原始車輪/いろいろなクルマ/エンジンとクルマのむすびつき/路上をはじめて走った車両/足蹴り自転車/先行した自転車の発展ぶり/始祖オートバイ以前の技術事情/ダイムラーのオートバイ/オートバイに似た古いクルマ/四車輪あっても自動車といわないクルマ/ピリオン・ライディングとサイド・カー/マルチ・エンジンの傾向は早い時期にあった/Vツイン/第一次大戦後のオートバイの黄金時代/国家援助のオートバイ発展/オートバイの第二黄金時代/これからのオートバイは……

他の講座は、

●オートバイのメカニズム講座
●オートバイ運転講座
●ライダーのための交通法規講座
●オートバイの整備講座
●オートバイ・スポーツ講座

当時の総合誌らしい企画ですね。

現在は、メカニズム、運転(ライテク)、整備、スポーツはよく見ますが、歴史や法規はあまり見かけない気が……。

調べ物の途中なので、今回はチラ見程度にして、詳細内容についてはあらためて記録しておこうと思います。

CB感覚。

寄り道ついでに。
裏表紙の広告は、1969年発売で今年(2019年)に50周年を迎えた「ホンダドリームCB750Four」。

キャッチコピーは、

CB感覚。

いま、受け止めたG。これが、これこそが、”ナナハン”のフィーリングなのか。新しい動感の体験。

CB750Four 全盛といった広告とコピーですね。

雑誌をめくると、中のページには同じ「CB感覚。」で、HondaドリームCB450セニアの広告も。

これもまた(今となっては?)渋い広告です。


古い雑誌は、その時代時代の生活の様子や社会情勢が垣間見えるので、記事そのものの内容以外にも面白い発見がたくさんあります。

また、何か”道草のタネ”を見つけたらご紹介します。

では、また。

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