元号が令和になりました。
オートバイが世の中に誕生した時、時代は「明治」でした。
「大正」になると、国産の市販オートバイが作られるようになり、各地でレースも行われるようになります。
そして「昭和」に入ると、愛好家たちにより二輪文化が醸成されていく中、多田健蔵がマン島TTレースに初出場。
しかし世の中は戦時体制、男たちは戦場へ、製造業は軍需産業へ…。
終戦後の新しい「昭和」時代。
焼け野原から、運搬や移動の道具として生活に寄り添いながら、経済・産業の復興から発展、輸出振興・世界進出、技術革新、高度経済成長、そしてついに世界シェアNo.1へと登り詰めます。
空前のバイクブームを経て、オートバイを取り巻くさまざまな社会問題を抱えながら時代は「平成」に突入。
インターネットの発展、スマートフォンの普及といった世界的生活の変化の中、バブル崩壊後の経済低迷、環境問題などもあって急速に失速していく国内オートバイ市場。
閉塞感から抜け出せないまま、何か制度が大きく変わるわけでもないのに、人々の気持ちの切り替えだけが頼りで始まった「令和」。
国内のライダーの高齢化問題は今後ますます深刻になっていく…?
なんだか、だんだん暗くなってしまいますが、若年層と軽量級モデルに回復の兆しを見出せるのがせめてもの救いでしょうか。
かつての生活の足、若者の必需品的なポジションから、ちょっと特別な趣味みたいな位置になっていくのでしょうね。
西暦和暦対応表
そんな時代の移り変わりを振り返りながら、令和になったので「西暦和暦対応表」を新しくしてみました。
サイト内のどこからでも見られたらちょっと便利かなと思いまして。
ほぼ内部用ですが(笑)