明治41年に自作ガソリンエンジンを作った島津楢蔵さんのつづき。
島津楢蔵さんの弟、山口銀三郎さんの孫である山口宗久さんによる「日本のモーターリゼーションを作った明治の男の物語」に紹介されていた、島津楢蔵著の「モーターサイクル」の一節です。
いやーたまんないですね!
「初めてエンジンが回ったその時」
“狂奮”
希望に燃え希望に悩んだ半疑の試し
青い焔を吐きつゝとぎれとぎれの
爆音たてゝ
処女作のエンヂンが産声を挙げた一瞬
全身の血潮は過熱して沸騰したのか
常態を失して、もう大地に足が着かない…
(つづきはリンク先で→「初めてエンジンが回ったその時」)
画像は「日本のモータリゼーションを作った明治の男の物語」より |