戦後、日本には本当にたくさんのメーカーがあり、それぞれ特徴的な生い立ちがあります。
その中でも、カワサキ(のオートバイ)の成り立ちはなかなかわかりづらいんです。
画像は「栄光のモーターサイクル列伝」から |
もちろん、もともとは川崎正蔵さんによる川崎造船所からはじまるのですが(正確には川崎築地造船所かな。のちの川崎重工業)、二輪車の製造に関しては、戦後、自転車用エンジンの供給を開始したところから。
ざっくり整理してしまうと、戦後に川崎航空機が製造した小型2サイクルエンジンの供給先として川崎明発工業(メイハツ)ができ、その後に大型4サイクル車が主力だったメグロを吸収して、今のカワサキとなるんですね。ざっくりし過ぎですけど。
そうして、WやMachやZといった名車たちが、生まれてくるわけです。
おおまかな流れについては、「栄光のモーターサイクル列伝:カワサキ」でつかめると思います。