にしやま しゅういち:1918年(大正7年)11月13日 – 2008年(平成20年)2月25日
MCFAJ初代事務局長
西山 秀一
神奈川県横須賀市出身で、スポーツライダークラブ世話役の傍ら県下のクラブマンたちの相談にも乗る。信頼が厚く、またライディングテクニック、とくに悪路での腕前は抜群であった。昭和30年代に月刊モーターサイクリスト誌のテストライダーからMCFAJ事務局長に抜擢され、クラブマンたちのため、半世紀近くの長きにわたりその職責を全うしモータースポーツイベント開催と振興に生涯を捧げた。平成20年2月25日没。享年89歳。
(昭和30年代初頭、創業間もない小社社屋前で、テスト車の試乗を前に革上着姿で立つ西山秀一)
(出典:「浅間から世界GPへの道」(八重洲出版)より)※「横須賀出身」とありますが、ご子息の西山俊樹(トシ西山)さんのお話では、出身は東京都港区南青山で、横須賀には戦後疎開先から移り住んだとのことです。
日本のモーターサイクルスポーツの父
昭和30年代の前半、当時まだ誰もやったことのないレースイベントの計画、開催、そしてそのあと始末など、先駆者として相当なご苦労をされたと聞きます。
また、かつてMCFAJのレースを走っていたライダーの方には、西山秀一さんからテクニックだけでなくいろいろな面でご指導を受けたというお話も聞きます。
まさに「日本のモーターサイクルスポーツの父」のような方だったと言えるでしょう。
参考資料・文献・関連リンク
- 【参考】全日本モーターサイクル倶楽部連盟の概要(PDF) – MCFAJ