10月の二輪文化ラジオは、20日(金)にライブ配信いたしました。
会場にもたくさんのギャラリーの方々にお集まりいただきました。
ご視聴&ご来場ありがとうございました。
今回はひとつの試みとして、前半の30分弱を切り分けて、アーカイブ版その1としてアップしてみました。
その内容を少々文字にしておきます。
読んでから見るか、見てから読むか?
ハロウィーンと二輪文化
いつのまにやら日本にもずいぶん浸透してきた感のあるハロウィーン。
鉄器時代にヨーロッパに移ってきた古代ケルトの文化が発祥で、いわゆる秋の収穫祭だったとのこと。
イギリス周辺の島々にケルトの影響が色濃く残っているそうです。
そう。あの「マン島」もケルト文化圏。
英語と共に公用語であるマンクス語もケルト語をルーツに持つ言語。
ケルト→celt→celtic→セルティック→セルティ
「デュラララ!!」の首なしライダー「セルティ・ストゥルルソン」もケルト系のアイルランド神話の妖精「デュラハン」がモチーフ。
そんなケルト文化と二輪文化ラジオの繋がり・・・。
日本で広まったのは…
昭和時代にはほとんど誰も知らなかったハロウィーン。 いつからこんなに受け入れられるようになったのでしょう?
大きなきっかけは1997年東京ディズニーランドでハロウィーンイベントをやるようになったことのようです。
その後、ハロウィーン商戦が活発になり、ここ数年のSNSブームと仮装・コスプレブームがあいまって一気にメジャーになった感じ。
マイナー?メジャー?
ここ20年くらいで、日本ではマイナーなイベントだったハロウィーンが一気にメジャーになってきました。
しかし、都市部はともかく田舎のおじいちゃんおばあちゃんはハロウィーンのことをどのくらい知っているでしょう?
「トリックオアトリート」いったい何のおまじない?
それに比べてオートバイは、日本全国津々浦々、幼稚園で子どもたちに聞いても、老人施設でおじいちゃんおばあちゃんに聞いても、ほぼ100%「知っている」と答えると思われます。
ハロウィーンよりはるかにメジャーな存在。
無関心からの脱却
ほぼ知らない人はいないオートバイ。
でもなぜかマイナー感・疎外感があるのは否めません。
つまり大多数の人が「知っているけど興味がない、関心がない」状態。
「好き」の反対は「無関心」と言います。
この無関心からの脱却のためにどうしたらいいのか?
バイクに乗らなくてもバイクが好きな人を増やしたい
ライダーを増やそうとしても、免許に装備に車両と、ハードルはかなり高いと思います。
今の倍に増やすのは相当大変なことでしょう。
(倍になったところで実数としては果たしてどうなのか…)
また、子どもは当然として、年配者も新規ライダーにするのは基本的に難しい。
もっとハードルの低いところから取り組んでみてはどうなのか。
「バイクに乗っていなくても楽しめる話」で興味を引き、多くの人に関心を持ってもらいたい。
そして、「バイクに乗っていなくてもバイクが好きな人を増やしたい」。
それこそが二輪文化を伝える会の基本コンセプトなのです。
なかなか強引な展開ですね(笑)。
それでは、二輪文化ラジオvol41アーカイブ版その1「ハロウィーンと二輪文化」をどうぞ!
YouTubeライブ版(フルバージョン)は、high-tide radio のチャンネルで見られます。