二輪文化ブログ
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東京オトキチクラブ堀雄登吉さん

東京オトキチクラブ。
名前だけはなんとなく聞いたことがありました。
浅間火山レースなどの資料にもよくそのチーム名は出てきます。

その東京オトキチクラブの会長を務められていたのが堀 雄登吉(ほり おときち)さん。

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堀 雄登吉
東京都中野区出身
1937年5月16日生まれ
本名は雄登=ユタカだがオトキチに改名。18歳で板金業を興し3年で倒産を味わうも不撓不屈で2輪レースに転向。1966年の第8回全日本クラブマンにCR110で出場し優勝したのを皮切りに50/90/125のチャンピオンを獲得。32歳のときに自作のフォーミュラーカーでデビュー活躍するが37歳で現役ドライバーを引退。乗り手に必要なのはウドンコ=運・度胸・根性が信条。筑波サーキット前でショップを開いている。
(「浅間から世界GPへの道」(八重洲出版)昭和・名ライダー列伝より)

走れ!オトキチ

ブリヂストンのモトクロスワークスライダーを経験後、ロードレースへ転向、プライベーターとしてワークスを負かす活躍。

ワークスチームを飛び出して、プライベーターとして自分の道を突き進む・・・。
そして2輪から4輪へ。

そんな半生は、「走れ!オトキチ」で読むことができます。

「走れ!オトキチ」の中にも出てきますが、東京オトキチクラブは、堀さんが加入する前(昭和26年)からあったクラブで、堀雄登吉という名前から付けられたわけではないそうです。

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2012年7月に開催された「酒井文人&クラブマンレースを語る会」に集まった東京オトキチクラブのメンバー。右から大久保力さん、井上正夫さん、半場精一さん、横山徹さん、三井晃さん。

ドライバー育成。片山右京さんも

4輪に転向後、オートルックツクバガレージを開業し、レーシングドライバーの育成にもあたります。
元F1ドライバーの片山右京さんもオートルックの出身、つまり堀雄登吉さんのお弟子さんってことですね。


今日5月16日が77歳のお誕生日です。

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