二輪文化ブログ
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8月のみ開館:河口湖自動車博物館・飛行舘 と 博物館の楽しみ方

「河口湖自動車博物館・飛行舘」

毎年8月のみの開館となる河口湖自動車博物館・飛行舘。

自動車の発展に重要な役割を果たした貴重な自動車・二輪車が展示されています。

飛行舘では、ゼロ戦や隼(もちろん戦闘機のほう)一式陸上攻攻撃機などが展示され、こちらも飛行機好き・軍用機好きにはたまらないと思います。

とにかくこの夏の1ヶ月間しか開館していないので、「見てみたい」と少しでも思ったら、この時期を逃さないようにしてください。
富士山・富士五湖周辺のツーリングルートに入れてみてはいかがでしょうか?

※写真は2022年8月に訪問した時のものです。

河口湖自動車博物館・飛行舘

山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内(→ Google Map
https://www.car-airmuseum.com/
開館時間:午前10時〜午後4時

自動車二輪車博物館の「二輪文化」的楽しみ方

こういった博物館は、「一回見たからもういい」という方がけっこういると思うのですが、久しぶりに訪ねてみると、以前は気にも留めなかった展示車について、
「あっ!ちょっと前に聞いた話はこのバイクのことか!」
とか、
「この時代の話を聞いた後だから、このバイクが走っていた頃の情景が目に浮かぶぞ」
とかいう現象があったりするのです。

例えば、二輪文化を伝える会で話題にした時代背景やできごと、人物、もちろん車両そのものの話が頭の片隅に残っていると、博物館や展示館を訪れたときにこのような体験を味わうことができます。

するとどうでしょう?
いまま漠然とさえ見えてこなかった「二輪文化」というものが、うっすらと、少しだけ霧が晴れるように浮かび上がってくるのです。

バイクに乗ることが自体が楽しいので、ついついこういった面は見落としがちですが、文化的側面から見ると、このような伝承はとても大切なこと。
ただ伝えるだけでなく、見聞きしたことを体験(疑似体験)すると深く印象として残るものです。
そしてそのことをまた伝えていく…。

「こうやって長い年月をかけて日本の二輪文化は作り上げられてきたのか」ということを、少しでも感じていただければと思います。

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