二輪文化ブログ
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バイクを取り巻く環境の改善のために

”「二輪文化の日』を記念日登録したい” というクラウドファンディングに挑戦中(10/6 23:00 まで)です。
これはそのページに掲載したものです。

バイクに乗っていなくてもバイクが好きという人を増やしたい

「バイクに乗っていなくてもバイクが好きという人を増やしたい」というのが私のモットーです。

というのも、バイクを取り巻く環境や二輪文化の社会的認知を向上させていくには、バイクに乗らない人を味方に付けていくことが必要だと感じているからです。

バイクに乗らない人にメカニズムやライディングテクニックについて語っても、興味を持ってもらうのはなかなか難しいだろうことは想像できると思います。

そこで、「人」だったり「地域」だったり、また「生活」との関わりや、それらが絡み合ったストーリーである「歴史」が大事になってくるのではないでしょうか。

そこで、今週の「今日は何の日」からご紹介。

9月24日:1948年(昭和23年)9月24日、本田技研工業株式会社が設立

世界のHondaが会社としてできたのが71年前の9月24日でした。本田宗一郎社長、資本金100万円、従業員34名でのスタート。
戦後、自転車に取り付けるエンジンからスタートし、世界のトップメーカーにまで上り詰めました。

ホンダコレクションホールの展示より

9月26日:1959年(昭和34年)9月26日、伊勢湾台風によりオートバイ産業が大打撃を受ける

今は国内4メーカーの時代ですが、昭和30年頃には150とも200とも言われるほどのバイクメーカーが日本にありました。
そのうちの多くのメーカーが中京地区に存在していました。しかし、競争が激しく苦境に立たされてたこの時期、台風により工場が浸水被害を受け、復興させる体力がないメーカーは次々と倒産、廃業、転業に追い込まれてしまいました。

冨成一也「名古屋オートバイ王国」郷土出版社より

そこで「二輪文化の日」

こういったできごとを知らずともオートバイは楽しめます。
逆に、こういう話であれば、バイクに直接関わりのない人にも話題として提供できると思います。

自分たちの手でバイク環境を改善し、より深くバイクライフを楽しんでいくために、歴史や文化について知っておくことは大切なことだと思うわけです。

そこで、年に一度はそんなことを考えてみてほしいなと。
それが「二輪文化の日」なのです。

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