1896年(明治29年)1月 日本で初めてオートバイが人の前に姿を見せる(自動自転車公開試運転)
1896年(明治29年)1月19日、十文字商会の十文字信介が、ドイツのH&W(ヒルデブラント ウント ボルフミューラー)号を輸入し、皇居前で公開試運転。
当時の新聞の告知記事
1896年正月に十文字商会の十文字信介によって日本に輸入され、1月7日と19日の中央新聞に公開試乗会の告知が掲載。
皇居前で公開試運転
1896年(明治29年)1月19日、十文字商会の十文字信介が、ドイツのH&W(ヒルデブラント ウント ボルフミューラー)号を輸入し、皇居前で公開試運転。
この公開試乗会の様子を1月21日付の毎日新聞が報道した際の挿絵。他にも日本新聞、報知新聞などが伝えたようです。注目の的だったのでしょうね。
H&W(ヒルデブラント ウント ボルフミューラー)号
この試乗会で走ったものとおそらく同型のH&W(ヒルデブラント ウント ボルフミューラー)号
出典・参考
- 【出典】毎日新聞:神奈川県立図書館所蔵
- 【出典】新聞集成明治編年史:横浜中央図書館所蔵
- 【参考】「日本自動車百年史」岩立喜久雄
- 【参考】私的二輪史研究「日本のオートバイの歴史」