片山義美さん。1940年5月15日生まれ。
マツダのロータリーエンジンの使い手として、数々のレースでのご活躍をご存知の方は多いと思います。
4輪レーシングドライバーの前には、レーシングライダーでもありました。
その実績は4輪でのご活躍に劣らない世界的なもの。
スズキのファクトリーライダーとして、
1965年
・ダッチTT(オランダGP) 125ccクラス2位/250ccクラス4位
・ベルギーGP 250ccクラス4位
1966年
・ダッチTT(オランダGP)50ccクラス5位
・東ドイツGP 125ccクラス2位
・フィンランド GP125ccクラス5位
・日本GP 50ccクラス優勝/125ccクラス2位
1967年
・スペインGP 50ccクラス2位/125ccクラス3位
・西ドイツGP 125ccクラス優勝
・フランスGP 50ccクラス優勝/125ccクラス3位
・ダッチTT 50ccクラス優勝/125ccクラス4位
・ベルギーGP 50ccクラス2位
・1967年度50ccクラス世界ランキング2位
【参考】
・エキサイティングバイク「六甲伝説」ミリオンムック
・1967年のロードレース世界選手権(wikipedia)
また「神戸木の実レーシングクラブ」の主宰として、多くのレーシングライダーも育成されてきました。
金谷秀夫さん、山本隆さん、歳森康師さん・・・
六甲山でのトレーニングは伝説にもなっています。
かねてよりご体調がすぐれないとのお話は伺っておりましたが、2016年3月26日永眠されました。
生前のご功績に感謝申し上げますとともに、ご冥福をお祈りいたします。