二輪文化ブログ
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川崎市、多摩川スピードウェイ跡地保存へ

「川崎市新多摩川プラン」の実施事業に

川崎市は、改めて多摩川を見つめ直し、川崎のシンボルである「ふるさとの川・多摩川」の歴史的・文化的資源、そして環境資源を最大限に活かしたにぎわいの場(憩い・遊び・学ぶ)の創出を目指すため、平成28年3月に「川崎市新多摩川プラン」を策定しました。

「川とふるさとの再生、市民協働による多摩川ライフの創造」の基本理念のもと、新たに設定された推進施策の実施事業として、「子供の生きる力を育む場の創造:歴史的文化的資源の収集・伝承(PDF)」の項目に「多摩川スピードウェイ跡地の保存」が採択されました。

多摩川スピードウェイのグランンドスタンド跡からコース側を見渡す
多摩川スピードウェイのグランンドスタンド跡からコース側を見渡す(2015.11)

今年(2016年)は、昭和11年のこけら落としレースといわれる「第1回全日本自動車競争大会」から80周年の節目の年。

かの本田宗一郎さんも逸話を残したこの場所は、世界的にも貴重な文化的資源です。

川崎市、川崎市民のみなさん、多摩川に関わる方々、バイクや自動車やモータースポーツが好きな人たちが一体となって、これをきっかけにさらに保存・伝承に努めていけたらいいですね。

昭和11年(1936年)第1回全日本自動車競争大会と現在の様子を重ね合わせた動画です。必見!

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