国産モーターサイクルのあゆみ 1972
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モーターサイクリスト臨時増刊 八重洲出版 1972年

目次
モーターサイクリスト臨時増刊
国産モーターサイクルのあゆみ
Japanese Motorcycle history
目次
○カラーグラビア
☆日本のレーシングマシンと世界のレーシングライダー
☆メーカー名鑑
HONDA YAMAHA SUZUKI KAWASAKI
☆ライダー・ファション50年 摺本好作
☆思い出のレース・シーン
○モノクロームグラビア
☆国産車歴史アルバムとびら
1909-1937年 1946-1949年 1950年 1951年 1952年 1953年 1954年 1955年 1956年 1957年 1958年 1959年 1960年 1961年 1962年 1963年 1964年 1965年 1966年 1967年 1968年 1969年 1970年 1971年 1972年
1909-1972 Supplement
○本文
☆戦前のモーターサイクル産業とスポーツ 松永良文
☆日米スポーツ交流 WBスイム
☆浜松ポンポン産業見聞記 酒井文人
☆浜松モーターサイクル工業会 伊賀章治
☆エンジンとフレームの戦後史研究 原系之助
☆スポーツ活動の戦後史 いわた・げん
☆日本のモーターサイクル・断章 神田重己
☆1950年の名車試乗記集 林 崇
レース記録 その1
☆証言構成 日本モーターサイクル産業史 その1
・国産第1号車/島津楢蔵
・オトキチ医者/棚橋東一
・トヨモーター/川真田和汪
・クルーザー/小島義雄
・ライラック/伊藤正
・モナーク/村田不二夫・野村房男
☆証言構成 日本モーターサイクル産業史 その2
・マン島初参加/多田健蔵
・IMC /伊藤仁
・オリンパス/片山恭平・片山陽一
・ポインター/森信夫・豊田鋼二
・クインロケット/増井勇
・ラビット/紙谷芳明
・ガスデン/飯田孝平
・ホダカ/日比野正憲
☆証言構成 日本モーターサイクル産業史 その3
・日本自動車工業会/桜井義雄
・プロレーサ一/藤野一雄
・メグロ/鈴木高治
・キャブトン/大矢猛
・トーハツ/高田益邦
・ホスク/大関日出吉
・船場モータース/岡田博
・コミネ号/小峰新助
・タス/田中公誠
・ツーリング/新井広武
☆私の歴史体験 葭谷実
☆国産モーターサイクル生産台数
☆モーターサイクル歴史年表 その1
☆レース記録 その2
☆モーターサイクル歴史年表 その2表紙説明
「国産モーターサイクルのあゆみ」八重洲出版 1972
① 1959年の第2回クラブマンレースでBSAに乗る高橋国光
② 1964年スズカでの第2回グランプリ、ヤマハRD-56 250ccとライダーの伊藤史朗
③1960年ジェフ・デュークを迎えたホンダスピードの面々 左から田中健二郎・高橋国光・谷口尚己・田中楨助・島崎貞夫・ジェフ-デューク・鈴木義一・福田貞夫・佐藤幸男・北野元
④1955年コレダ58年ST-5型125cc
⑤ 1972年谷田部にてカワサキの竹沢正治


国産車歴史アルバム
島津楢蔵による国産1号車「NS号」、宍戸兄弟による 「SSD号」、宮田の「アサヒ号」、陸王の第1号車、メグロの1号車Z97型…といった戦前の車両から、戦後の群雄割拠時代を経て1970年までの多くのメーカーの車両情報が掲載されています。


貴重な歴史証言
「証言構成 日本モーターサイクル産業史」では、各時代に大きな足跡を残した方々の証言記事があります。
もちろん今となっては聞くことのできないので貴重なお話です。
特に、現在でも著名な方はともかく、時が経つにつれ、そのお名前さえも忘れ去られてしまうかもしれない方々のお話は、残しておくこと自体に価値があると思います。



できるだけ、人物ページやブログ記事などでも紹介していきたいと思います。
多田健蔵の談話記事
昭和5年(1930年)にマン島TTレースに出場した多田健蔵。
二輪文化を伝える会では象徴的存在として取り上げている御仁です。
その多田健蔵さんの談話記事が、上記の「証言構成 日本モーターサイクル産業史」でも取り上げられています。
自転車選手時代、特に横浜を中心に開催された250マイル・15時間53分(本文より)にも及ぶ自転車レースの逸話は、これが本当に明治40年の話かと思うほど。
マン島TTレースに出場に至るまで、そして表彰式に羽織袴で出席した話なども、本人の言葉によるものなので他の資料とは違い特別なものがあります。


関連ページ
- 多田健蔵 – 人物:二輪文化を伝える会